旧譜にまつわるエトセトラ。vol.9

とりあえず、今年再発になった
ザ・コレクターズさんの紙ジャケシリーズは
ひととおり行けたのですが、できればあと2枚年内に行けると
いいかなー、と。

その前に、これをとばすわけにはいかないよね、な作品を。


MAGIC FUN FAIRMAGIC FUN FAIR
(2000/03/01)
THE MAJESTIC FOUR

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magicfunfair.jpg

Beat Symphonicのツアー後、実はレコード会社からは
契約終了を宣告された? コレさん。
晴れて自由契約の身になったわけです。

でも、自分はそれを当時は気づいてなかったな。


そこで、これでは終われない、メジャーじゃなくてももう
レコードを出し続けていかなきゃ、という状況になって
バンドがサヴァイヴするための、まずは足がかり的な意味でも
作られたのかな、と思います。

で、そこで取られた方法が、変名バンドでのリリース。
その名も、The Majestic Four


彼らの頭の中には、XTCの変名バンド、デュークスオブストラトスフィアが
イメージとしてあったようです。

たぶん、UFO CLUB以降かな?
もともと彼らが隠さず出してた音楽的嗜好とか、そういうのを
ある時点からモロには出さなくなってた。
いや、にじみ出てはいたんだけど、前ほどはっきりではなかった。

このタイミングがおそらく
原点回帰、な時期だったんじゃないかなと思うのです。

リーダー、加藤ひさしの持ってる世界観、
「ああ、やっぱりこの人、こういうが大好きな人なんだよね」と、
長年のファンならば必ずほっとするような部分が
がっと前に出てきてて、自分はとても嬉しく感じたのを
よく覚えています。
60年代ブリティッシュロックがベースであることを
改めて思い出させてくれる仕上がり。
初期のあの感覚に近い感じ。

当時驚いたのは、全曲英語詞にしてたこと。
だからこそ、覆面性が増した、ってのはあるのかな。
でも、音聞けば、どっからどうとっても
ザ・コレクターズらしい音だったりもするのですよ。ひひ。
英語詞は、かのブライアン・ペック氏が書いたもの。
この辺も個人的にはかなりグッとくるー
元々ミュージシャンなんですよね>ブライアン・ペック氏


でも、わしこの作品が出るのも、事前には全然知らなくて、
ほんとたまたまCD屋でタイミング良く発見できた、から買えた
ってのはありました。
インディーズからのリリースというのもあったんでしょうけどね
そこでも、はっきりザ・コレクターズとは謳ってなくて
あの4人の覆面バンドなんだよ、というのを上手にPopに
書いてあって、見る人が見ればすぐに「コレクターズじゃん!」って
わかるようになってました。

Big Fat Cowboy Hatのシングル盤も、今はほとんど見かけなくなった
あの小さなシングル盤仕様。つーか先行シングル(笑)
7曲入りのミニアルバムなMagic Fun Fair
ただのミニアルバムにあらず、聴きごたえあり。
どの曲もそれぞれ力作、というか凄く密度の高い仕上がりに
なってると思います。捨て曲ないよ(笑)
Dollyとか Smile For Me Daisyとか めちゃ好きですわ。

Plug Me In は後に日本語詞で再録音されてますね。
それはちゃんとザ・コレクターズ名義で。

今も何回か改めて聞いてて思うけど、やっぱこのバンドは
ソングライティングの底力が、結局はこのバンドを
生かしたんじゃないかと、今更ながら思い知らされるわけです。
そこがこのバンドの本当の魅力であるとも思わされたりして。

ピーンチ!な段階で、これが出てくるってのは
やっぱ普通じゃないな、と。
逆にここでバンドが大手メジャーに籍をおかなくても
このバンドをやっていこうという意思確認ができたんじゃ
ないのかな、と思います。ちょっと腹をすえた、というか。

この作品を間をおかずにリリースしたことは
結果またバンドによい流れをもたらすことになりましたね。
(一回メジャーと切れてたってのが正直わからなかったですし)
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たづ助。

Author:たづ助。
妙齢女子。名古屋にへらへら生息。

主には
好きな音楽やライヴや映画の話。
時に英語学習のお話や、戯言などを
ゆるゆるゆると綴り続けております。

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